カップルコラム

最近増加してる「年の差カップル」メリット&デメリットは?

近年、特に多くなってきた「年の差恋愛」。

一昔前までは偏見の目がありましたが、今では10歳以上の差があるというカップルも珍しくありません。

そんな年の差カップルたちは、どのように愛を育み、良好な関係を築いているのでしょうか。

ここでは、年の差恋愛のメリット、デメリットなど、年の差恋愛ならではのことをまとめていきます。

 

年の差恋愛が増えた2つの理由

一昔前までは、年の差恋愛に対しての偏見が多かったのは事実です。

しかし、最近の世間では、偏見がなくなっている傾向にあります。

実際に、私たちの目にもよくとまる芸能界でも年の差恋愛の報道が増えてきました。

一体、その理由はなんなのでしょうか。

1.世間のギャップが少なくなってきた

年の差恋愛で一番痛感するのが「ジェネレーションギャップ」です。

趣味や音楽、流行り、テレビの話など、止まることなく進んでいく世間の中で、ジェネレーションギャップはどうしても生まれてしまうものでした。

しかし、最近ではこのジェネレーションギャップが少なくなってきています。

その理由として、スマートフォンやパソコンなどのネット環境の普及があげられます。

SNSやオンラインゲーム、ブログなどを通じて世代を超えて人がつながりやすくなり、共有できる話題が多くなってきたことから色んな年代が身近なものになってきているのでしょう。

2.結婚には欠かせない経済力

経済的に不安定な社会である日本では、男性が金銭、経済的に安定し余裕が出て将来性が見えるのには歳月がかかります

若い男性よりある程度年を食った男性の方がお金を持っているのは自然なことです。

そして、現代の女性が金銭、経済的に余裕のある年上男性を好む傾向にあるということは、年の差恋愛が増えているということにつながります。

年の差カップルはいつから?

そもそも、年の差というのは何歳離れていれば「年の差カップル」とイメージするのでしょうか。

あるアンケート結果をから「10歳以上」という答えが一番多くありました。

世間では10歳以上離れていると年の差カップルだと感じるようです。

あなたの思う「年の差」とはいくつ以上離れているものをイメージしますか?

年の差恋愛の8つのメリット

1.ライバル意識がなく、仲良しでいられる

恋人が同世代の場合、ライバル意識が芽生えてしまう可能性が多くなりがちです。

特に男性より女性の方が収入が多くなってしまうと関係がうまくいかなくなってしまうこともあります。

それに比べ、年の差がある場合は、意見や価値観が違うのは当たり前という考えを持ちながら恋人と接している方が多いので、ケンカになることも少ないようです。

許容範囲が広く甘えることができる。

男女関係なく、年をとるとその分、人生経験が豊富になり、器も大きくなっていきます。

このように年の差がある場合教養範囲の大きさから、様々な面で受け入れてもらい甘えることができるのがメリットと言えるでしょう。

2.相談相手になってもらえる

人生の先輩でもある年上の恋人は知識や情報をたくさん持っていて、何か相談事があるときに適切なアドバイスをもらうことができます。

3.いつまでも若くいられる

恋人が年下の場合ではいつまでも若々しくいられるということがメリットです。

若い分、流行りに敏感だったり、好奇心も旺盛でしょう。

「旅行にいきたい」「ライブにいこう」など、たくさんの場所に引っ張り出されます。

しかし、これが若くいられる理由です。

年をとると好奇心は薄れていきます

ところが、実際に旅行やライブにいくと楽しいものだと感じるはずです。

楽しむことは若さにつながります。

若い恋人といると刺激的な毎日を過ごすことができるでしょう。

4.包容力があり、甘えられる

相手が年上の場合は、あなた本人が甘えるような言動や行動をしなくても、相手は「自分が年上なんだからしっかりしなきゃ」と考えているものです。

あなたのちょっとした失敗などは「しょうがないな」と受け入れてくれるでしょう。

5.年上の方は老後が安心

だいぶ先の話になるかもしれませんが、あなたが年をとり、万が一なんらかの病気になり、介護を必要な状態になったとしましょう。

その時、年下の妻や夫がいれば、体力的にはまだ若いこともあり、身の回りのことを手伝ってくれます。

そういった人がそばにいるということは大きなメリットです。

6.一方が落ち着いているためケンカが少ない

ケンカがないとは言えませんが、年上の方は、「まだ若いからわからないだろう」と怒りの気持ちの逃げ場があります。

ケンカになる前にそういったことから気持ちを整理できるのでケンカになりにくいでしょう。

7.嫁・姑問題を軽減できる

例えば、相手が40歳過ぎで未婚の場合、あなたは救世主として崇められるかもしれません。

相手男性の母親は今ま結婚できなかった息子に若い女性がお嫁にきてくれるとなれば、大歓迎です。

あまりに非礼で非常識でない限りきっと大事にされるはずです。

小さなことでがみがみと言われることはなく許してくれるでしょう。

8.知識・教養の違いが学びにつながる

年が離れていると、人生経験の違いや流行の違いに気付くでしょう。

相手が年上であれば、それだけ長く生きているわけです。

あなたの知らないことを知っている分、あなた自信多くの知識を得ることができるでしょう。

相手が年下でも、最近の流行についてや、新しい世代の考え方をリアルタイムで感じることができます。

特に男性は、年をとるにつれて頑固になっていきます。

しかし、若い世代の考え方を柔軟に取り入れることで、部下や後輩がどんな気持ちで仕事をしているかを理解できるようになります。

 

年の差恋愛のデメリット

1.趣味や考え方が合わない、ギャップを感じる

年代によって趣味が合わないことはありますよね。

一昔前だと「冬はスキー」などのような流行りの趣味がありました。

しかし、現代は趣味が多様化していて、全員が同じ趣味というのはなくなってきました。

年中カラオケの人もいれば、登山好きな女性や釣り好きの女性なども増えてきています。

この趣味をやっていないから「流行りに遅れている」といったこともありません。

自分の時代に流行っていた趣味に誘っても、ときめかなくなっていて、趣味が合わないと感じてしまいます。

2.親や友人に紹介しにくい

あまりにも年が離れていると、恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。

また、両親と年齢が近いような相手を連れて実家に挨拶に行く場合もかなりの度胸が必要になってきます。

多くの人は「年の差は関係ない」と思っています。

しかし、噂好きの友達や恋人選びにうるさい両親に紹介する時に少々不利になることはあるでしょう。

3.男らしさとは程遠い頼りなさ

相手が年下の男性の場合、はじめのうちは「かわいい」などと、年下のメリットを感じていたとしても、徐々にそれがデメリットに感じてくることもあります。

本当は頼りたい場面でも、「わからない」や「お願い」と言われると腹が立ってくることもあるでしょう。

4.結婚を焦らされる、急かされる

相手が年上の女性の場合、女性の心の中は「結婚」というゴールに1秒でも早くたどり着きたいというのが多いでしょう。

女性には「出産」というもの頭にあり早く結婚したいという気持ちがあり、焦らされることもあるでしょう。

あなたが本当にその女性を愛しているのなら早めに結婚を考えてもいいのではないでしょうか。

5.周囲に白い目で見られる

男女、年上年下関係なく、大幅に年が離れていると冗談まじりでも「いいね、若い子を捕まえて」や「あんなおじさんのどこがいいの?」などの言葉を浴びることがあります。

また直接的な言葉がなくてもなんとなく、自分たちに気を遣っていると感じることも多くあるでしょう。

6.金目当てだと思われる

年上のお金持ちが相手の場合は、そうでなくても必ず「お金目当てだな。」と思われてしまいます。

これは避けられないことかもしれません。

一層のこと「そうだとしたら何?」ぐらいに開き直ってしまいましょう。

7.体力、運動能力が低い

もし、あなたが50歳近くの男性と結婚した場合、子どもが小学校3年生の頃にはも60歳です。

周りのお父さんはまだ若く、運動会など親子で参加する競技で大活躍の中、自分の夫はビリ

下手すると転倒して大けがなんてこともあるかもしれません。

 

年の差恋愛の5つの破局原因

1.子どもを複数人欲しい希望が強い

若い男女は子どもへの願望が強く、できれば2人以上欲しいと考えます。

しかし、年上の男性や女性は、子どもを望まずに、2人でいられたらいいと思う人が多く、その意見の違いで本気の恋愛でも子どもが欲しいからと別れるケースは非常に多いのです。

なるべく相手に対して子どもの人数の希望や理想を言い過ぎないようにして、年上の彼や彼女の気持ちを聞き、1人でもいいからあなたとの子が欲しいと伝えると相手の意識も変わる可能性があります。

相手の気持ちを無視して自分の希望を押しつけることで無理を言われるように感じ、重いと思われたり自分には幸せにできないと思われたりするので、本気で愛しているからこそだということは伝えましょう。

2.親や周囲の反対

年の差が大きいほど、親や周囲に反対され、自分はそれでもいいと思っていても、相手が気を遣い、身をひくべきだと感じてしまい、別れるケースも少なくありません。

親や周りにはあらかじめ彼の良さや本気であることを時間をかけて納得してもらって、年の差があることを理解してもらってから紹介するようにしましょう。

いきなり恋人を紹介することで、親も周囲の人も驚き、あなたの将来が不安になってしまい、2人の関係に理解が得られず、恋人自身も居心地の悪い状況になるので、お互いのために先に話をしておきましょう。

3.親と子どものような関係になってしまう

年上の相手に年下が甘えることは仕方のないことかもしれませんが、年の差があるほど過度に頼ってしまい相手も大人な対応で受け入れてしまうので、その状況が続くと親子のように感じて別れの原因になります。

相手に依存しすぎず、自立心を持って接することであなたを1人の大人として見てくれます。

何かを判断すべき時にすぐに相手の意見を聞いたりわがままな行動をとってしまったりすると、子どものように感じ取られ、年の差をマイナスにとられてしまうので注意が必要です。

4.将来への不安

男性が年上の場合、彼が先にいなくなることでその先1人になることを不安に思いますし、女性が年上の場合は相手を残して先立つ自分を想像して別れた方がいいのではと考えてしまいます。

将来の不安よりも今の恋愛を楽しむことを優先して、相手といる時間を大切にすると、その先のことを意識しすぎず、別れるよりも一緒にいたいと思えるでしょう。

1人で将来の不安を抱えるよりも相手はそのことに対してどう考えているのか聞いてみることで、不安が解消できたり考えが変わる事もあるので別れを防ぐためにも悩みを共有した方がいいです。

5.甘えからくるお金の問題

他のカップルでは対等であることが多いお金の問題も、年上の相手に頼って依存してしまうことがよくあり、年の差恋愛ならではの別れの原因になります。

年上の彼が金銭的に余裕があることが自然ですが、協力できるところは自分も出すなど毎回頼りっぱなしよりも「今日は私も」と言えたり、依存しすぎて彼がお金を負担することが当たり前だと思わずに、感謝もしっかり伝えなければなりません。

本気の恋愛だからこそ、対等な関係を築けるように話し合うことで辛いと思わずに済むでしょう。

 

年の差カップルを長続きさせる7つのコツ

1.年齢を気にしないこと

年の差恋愛においての絶対条件は、「年齢を気にしないこと」なのではないでしょうか。

年の差カップルはお付き合いをしていく上で、どうしても「ジェネレーションギャップ」を感じてしまう場面が訪れます。

特にこのギャップがのしかかるのは年上側

でも、そんなことは気にする必要はありません。

特に一番気をつけたいのが、価値観を否定すること

例えば、好きな音楽の趣味は年の差がある場合、趣味がかなり違うという悩みもあるかと思います。

「演歌ばかりでつまらない」と言って恋人の好みに対して向き合おうとしないのはNGです。

好きな人なのですから、好きなものを共有することも大切です。

一緒に聴いたり歌ったりして共有してみてください。

2.尊重、尊敬しあうこと

世界観や価値観が違うからこそ、相手のことをよく観察し、どのような考えを持っているのか、どのような価値観を持っているのかをチェックし、その気持ちに寄り添うことが長続きするための秘訣です。

また、男性が年上の場合は、同等の態度ばかりとらずに、時には尊敬の気持ちを表すことも大切です。

特に男性はいくつになってもプライドが高いもの。

彼のプライドを傷つけないように「若い男性より色気があって素敵」などと尊敬の言葉をかけてみましょう。

3.依存しすぎないよう、自立すること

年の差恋愛だと、どうしても年下が年上に甘え、依存心が強くなってしまうものです。

例えば、男性が年下の場合、年上の女性に包容力を求め、甘えすぎてしまう傾向にあります。

頼りない男だと思われないように、年下であっても男性は女性を守ることが大前提

女性が年下の場合でも、わがままばかり言ってはいけません。

自分1人でも大丈夫というぐらいの気持ちを持って自立していきましょう。

4.自分の気持ちは言葉で伝えること

年の差があると、「年上男性らしく頼られる存在でいなければ」や「彼に合わせて大人っぽい女性を演出しなければ」などとプレッシャーを感じてしまう方も多いかもしれません。

年の差恋愛だけに限りませんが、恋愛において大切なのは「自分の気持ちは言葉で伝える」ことです。

特に、年の差恋愛の場合は、価値観が違い、すれ違いを生じることがあるので、言葉にしないと気持ちが伝わらないことが多いです。

「態度で気づいて欲しい」なんて甘ったれた考えでは、恋愛は長続きしません

言葉にするのは恥ずかしい気持ちもわかりますが、自分の気持ちはしっかり言葉で伝えてください。

5.共有できる趣味を見つけること

年が離れている分、お互いの趣味に合わせるのは難しいので、自分の趣味は自分の趣味、2人の趣味は2人の趣味というように使い分け、別々で楽しむことがポイントです。

年の差を感じずに、一緒に楽しめる趣味を見つけられたらいいですね。

6.お互いが若くいようと心がけること

年の差のカップルを見ていると、年上の方が年齢よりも若く見えることが多いですよね。

これは、「恋人が若いから、自分もいつまでも若くいたい」という気持ちの表れです。

年の差恋愛をポジティブにとらえ、若いエキスをもらい、心身共に若くいようとする志が年の差カップルでも仲良くやっていけるコツと言えるでしょう。

7.体の関係を大切にすること

「年上の彼、年齢的にもきついかな・・・」、「年の差がありすぎて、彼女をベッドに誘うのがちょっと怖い・・・」なんて遠慮してませんか?

長続きしてうまくいっている年の差カップルはキスやセックスなど体の関係を大切にしています

恋人なので遠慮する必要はありません。

年が離れていても、体を重ねてスキンシップをとることで年齢差を感じなくなることもあるのです。