始まりがあえれば終わりがあります。
結婚までたどり着かず別れてしまったり、結婚しても何らかの理由で別れが訪れたりと、いつか「恋」には終わりが来ます。
今回は彼氏、彼女の別れについて、別れの原因や予兆、同じ別れ方でも出来れば辛い別れではなくお互いダメージの少ない上手な別れ方についても紹介していきます。
別れた後の関係などについても触れますので、是非参考にしてみてください。
主な別れの原因4パターン

1.信用をなくしてしまう「浮気」や「不倫」
昔は浮気や不倫というと、圧倒的に男性が悪いイメージがありました。
しかし、最近では浮気や不倫に走る男女の割合は、ほぼ同じと言われています。
インターネットなどの普及により、気軽に恋愛目的で知り合えることが要因とも言えます。
男性の場合は、彼女以外の女性と一瞬の恋愛を楽しみたい「非日常的な時間」を楽しむケースが多く、女性の場合は彼からはもらえない「安心感」を求めて浮気をしてしまうケースが多いようです。
これらより、男性の方があまり考えず、性欲の赴くままチャンスがあれば浮気をしてしまう傾向があることがわかります。
逆に女性は、彼に会えない寂しさや不安解消により浮気をしているようです。
2.新鮮さがなくなった「同棲生活」
「一緒に過ごす時間がない」「結婚する前に一緒に暮らしておきたい」など、様々な理由で同棲を始めるカップルも多いことでしょう。
はじめは二人の生活が新鮮ですし、愛情も深まるものです。
しかし、一緒に住むことにより、相手の嫌な点が見えてしまうことも多く、結局結婚まで踏み切れずに別れてしますケースが多いのです。
デートの時は清潔感あふれる彼女だったのに日常生活はとてもだらしなかったり、優しい彼だと思っていたのに家事は一切手伝わない人だったりなど嫌な点ばかりが気になってきます。
お互いが歩み寄り、協力できればいいのですが、一緒に生活してみてどうしても我慢できなくなったとき、同棲生活を解消し、別れを決断してしまうようです。
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3.会えないのが辛い「遠距離恋愛」
スマホやパソコンなどのネット環境が増えた現在、遠距離恋愛をしているカップルにとっては便利なツールが増えました。
以前は電話でしか相手の状況を知ることができなかったのが、最近ではメールやスカイプなどにより、離れていても身近に相手を感じることができます。
しかし、会いたい時にそばにいてくれない寂しさは、どうしても拭いきれないものです。
画面を通じてコミュニケーションをとることはできても、相手の温もりを実際に感じることができないのが遠距離恋愛の辛いところです。
そんなときに優しくしてくれる異性が側にいたら、気持ちが揺れてしまうのは仕方ないかもしれません。
4.お互いが分かり合えない「価値観の違い」
これが別れの理由で最も多い原因です。
恋人と似ている考えを持っていれば、その恋愛は長続きすると感じる人も多いでしょう。
実際、恋人と「食生活」「趣味」「お金の使い方」などの価値観が合えば、一緒にいる時間はとても楽しいものです。
しかし、自分の価値観というのは、生きてきた中で形成されるものです。
いくら相手が「健康のためにもう少し野菜をたべてほしい」と求めても、自分が正しいと思ってきた食生活を急に変えることは難しいものです。
相手との価値観の違いを尊重することをなかなか難しいと感じるカップルが多く、別れにつながっています。
別れを予感させる別れの予兆5パターン

1.メール、ラインの返信が遅くなった、事務的なメール、ラインしかこない
恋人同士の連絡手段で最も多い方法はメール、最近ではラインでのやりとりが多いでしょう。
付き合った当初は常に相手が今何をしているのか知りたがり、毎日何十回ものメールやラインのやりとりをするカップルも少なくありません。
しかし、そのメールやラインが最近あまりこなくなった、きても「今は忙しいので後で連絡する」といった事務的な内容になったら要注意です。
相手は自分に連絡することが面倒くさくなっているとも受けとれます。
また、文体が急に敬語になった、短くなった場合も別れたがっているのかもしれません。
よそよそしい文体は「距離を置きたい」というサインの表れとも受けとめられます。
本来愛し合うカップルなら、相手が今どうしているか知りたいですし、自分のことも随時知ってほしい気持ちがあります。
メールやラインはそれを補うツールです。
それが面倒くさいと感じるのは、相手への愛情が冷めたときかもしれません。
2.自分に対する態度が雑になってきた
愛し合うカップルは、相手への優しさにあふれているはずです。
男性なら危ない夜道には手をつないでエスコートしてくれたり、女性なら甘えてくる男性にひざまくらしてあげたりといったものです。
一緒にいるときにさりげない優しさを感じる瞬間も多いでしょう。
けれど、自分が困っていても手を差し伸べてくれない、落ち込んでいる時でも励ましたりせず、「頑張ってね」の一言で終わりなど、明らかに優しさを感じなくなったならば、それは相手が自分への愛情を失っているのかもしれません。
3.自分への束縛が全くなくなり、何をしても興味を示さなくなってきた
付き合っているカップルにとって、多少の束縛は心地よい場合もあります。
例えば、「合コンに行ってくる」「異性が多いアルバイトを探す」などと言ったとき、相手が「そんなところに行かないで」と言ってくれた方が、より愛情を感じることができるでしょう。
しかし、最近は何を言っても「いってらっしゃい」「楽しんできて」と言われたらどうでしょう。
そんなに自分のことを信用してくれてるのだとも受けとめられますが、自分のことをどう思っているのか不安になってしまいませんか?
相手が別れたいと思っているなら、自分がどこへ、何をしに行こうが興味がわかないものです。
むしろ異性が多い場所へ行ってもらい、自分と別れるきっかけを作ってくれた方がいいと感じている場合もあるのです。
4.服装などが「どうでもよいファッション」になってきた
多くのカップルに場合、付き合い始めは特にオシャレに気を使うものです。
特に女性の場合、メイクからヘアスタイルまで、彼に気に入ってもらえるよう努力する人が多いですよね。
恋人の服装があまりにも適当になってきた場合、自分の存在をどうでよいと感じているのかもしれません。
通常、愛し合うカップルが一緒にいるときは自分をよく見せようと格好にも気を使うものです。
それがどうでもいい格好ばかりして外見を全く気にしないようになってしまったら、気を許す存在とも受け止められますが、恋人として大切にされてないケースもありえます。
特に、自分以外の異性の前ではオシャレをするようになったなんて兆候が出てきたら、相手は別れたがっているのかもしれません。
5.自分の約束より「友人を優先」するようになってきた
友人や知人を大切にしつつ、恋人との時間も大切にするカップルは長続きするでしょう。
しかし、友人ばかりを優先する態度になったら注意が必要です。
恋人との時間は一緒にいるのが楽しくて、一般的には友人より恋人に優先順位をつける人が多いでしょう。
しかし、最近デートの約束を入れようとしても「飲み会がある」「友人と先約がある」と断られ続けているのなら友人より存在価値が下がったとも受け止められます。
また、デートの約束が先だったのにドタキャンを繰り返されている場合はさらに注意が必要です。
相手は予定をキャンセルすることで会うことを避け、自然消滅を狙っている可能性もあります。
別れを意識し始めたときにする5つのこと

付き合っている相手と別れたいと思ったとき、別れの言葉をすぐに伝えると、別れ際のトラブルが起こりやすくなってしまいます。
別れを意識したときに大切なことは「別れを匂わせる」ことです。
相手が「もうダメかも」「振られるかも」と感じていると別れの言葉をすんなり受け入れてもらいやすくなります。
ここでは別れを匂わせる5つの方法をご紹介します。
1.連絡の頻度を少なくしていく
別れる前の準備として、まずは連絡の頻度を少しずつ減らしていきましょう。
毎日連絡を取っていたのであれば、二日に一回、三日に一回と減らしていく。
学校や仕事が終わってからすぐに連絡を取っていた場合は連絡する時間を少しずつ遅らしていくなど。
連絡の頻度が少なくなったことに相手も気付くでしょうから、質問されたら「最近忙しくて」と謝っておきます。
これが別れを匂わせるための第一段階です。
2.デートの回数を減らしていく
連絡の頻度の次に減らしていくのは、デートの回数です。
頻繁にデートをしていると、相手が振られる予兆を感じることはできません。
こちらも「忙しいから」と理由をつけて、少しずつ回数を減らしていくようにしましょう。
どうしてもデートの回数を減らすことができないのであれば、デートの密度を減らすのも効果的です。
お出かけの回数を減らしたり、一緒にいる時間を少なくするなどしてデートの時間を少なくしていってください。
3.相手のことをあまり褒めない
連絡やデートの頻度が減ってきたら、会っている時間や相手との話の中にも別れを匂わせる言動をプラスしていきます。
特に意識してほしいことは、「褒めない」ということ。
褒められると好意だと感じ取りやすいもの。
さらに、付き合っている相手から褒められると、認められていると感じてしまいます。
なので、相手に対する褒め言葉は控えるように気をつけてください。
4.体の関係を減らしていく
付き合っていれば当たり前にある体の関係ですが、本当に別れを考えているのならこちらも少しずつ減らしていきましょう。
やはり、体の関係は、そのまま愛情表現だと感じます。
別れる前日まで体を重ねていたのに、急に「別れよう」と言われて納得できる人はなかなかいないはず。
「疲れている」や女性なら「女の子の日だから」などを理由に回数を減らしていってください。
5.愛情表現をしない
別れたい相手に対していつまでも愛情表現を続けることは、別れを告げた時に相手の傷を増やしてしまうだけです。
相手を傷つけずに別れたいと思っているのであれば、愛情表現となるような言動は控えましょう。
キスやハグ程度ならまだしも、体の関係を持ったり「好き」「愛してる」などの言葉を伝えるのは避けてください。
まとめ
上手に別れるには、早い段階で「もうダメかも」と思わせることが大切です。
ただし、言動によって相手を傷つけてしまう可能性もありますので、何事もやり過ぎは注意しましょう。
別れ方をこじらせても嫌な思い出が増えるだけ。
スマートな別れ方を学んでおきましょう。
上手な別れ方5つの方法

1. ゆっくり相手がわかるくらいに距離をとる
いきなり別れを告げられると、相手はパニックになってしまうかもしれません。
あなたが別れたいオーラを出し続けていたつもりでも、意外と相手は気付いていないことも多いです。
また、相手がこの先のことを色々と計画していたらどうでしょう。
「来月はここに行こう」「次の誕生日にはこれをあげよう」と考えていたのに、突如別れを告げられてしまったら、辛さからもめ事に発展してしまうかもしれません。
「予期しない別れ」にならないように、ゆっくりと距離をとることが大切なのです。
突然のサヨナラよりも、心の準備期間があるのが上手な別れ方です。
2. 手軽なツールは使わない
メールやラインなどの手軽な連絡手段を使って別れるのは、上手な別れ方とは言えません。
理由は、文字だけのやりとりは誤解を生みやすいからです。
また、気まずいからと言って顔を合わせずに別れるのは相手に対しても失礼ではないでしょうか。
言いたいことがうまく伝わらないというストレスもあります。
これはお互いに嫌な思いをしますね。
そして、うまく話し合えなかった場合、結局「後日話そう」なんてことになるのは、よくあるパターンです。
上手な別れ方をしたいなら、ズルズル続くやりとりは避けましょう。
そのためにも別れ話は直接するのがベストです。
3.別れ話は落ち着いて話せる外で
ゆっくり話せるからと言って、どちらかの部屋で別れ話をするのはオススメしません。
人目がないので、声を荒げてしまったり泣いてしまったりと取り乱す可能性が高いのです。
お互いにとって後味の悪い思い出になりますよね。
ですが、外と言っても、とても人が多い場所や、楽しげなスポットで話すのはNGです。
話しにくいうえに、相手に恥をかかえることにもなります。
あまり混まないカフェなどが話しやすいでしょう。
上手な別れ方をしたいのなら、一番避けなくてはいけないのは「取り乱し」です。
あなたも相手も、取り乱してしまう可能性はあります。
できるだけ冷静でいられる場所で話しましょう。
4.かわいそうという情に流されない
もしも相手がすがってきたらどうしますか?
今までの思い出話をされたり、あなたにしてきたことを謝られたら?
別れの決意が鈍ってしまうのではないでしょうか。
一度は好きになった相手ですから、これは仕方ありません。
しかし、別れ話をしたときに約束したことって、たいてい守られないんです。
別れを先延ばしにするだけだと思ってください。
上手な別れ方というのは、あなたにとっても相手にとってもスッキリした別れ方のことです。
相手がかわいそうになって情に流されたり、無駄に気を持たせたりするのはどちらのためにもなりません。
5.「あなたのために・・・」は禁句!
別れるときに「あなたのためにも・・・」とか「二人の将来を考えて・・・」などと言ってしまう人がいます。
これって、自分が悪者になりたくないという心理からきているのです。
誰だって悪者になりたくありませんよね。
ですが、これでは相手は納得できません。
「俺(私)のためなら、一緒にいてよ」と言われる可能性だってあります。
それにうまく答えられますか?
上手な別れ方を実践するには、ある程度相手に責められる覚悟もしておきましょう。
悪者になるのは不愉快かもしれませんが、他人本位な別れ方は相手にとって不満の残るものになってしまいます。
6.対等に話をする
別れ際に何度も「ごめんね」と言ってしまう。
衝撃的にタイミングを考えずに振ってしまう。
これらは相手のプライドを傷つけることになります。
また、申し訳なさから過剰に下手に出ると、別れをのぞまない相手に押し切られてしまうかもしれません。
上手な別れ方のポイントは、二人が対等に話をすることです。
どちらかが優位に立っていると、どうしても話がこじれがちなのです。
突然一方的に別れを告げられたら、振られた側は何の準備もできておらず、冷静に受け止めることが出来なくなってしまいます。
これはフェアではありませんよね。
上手な別れ方とは、二人が対等に別れを納得することなのです。
おわりに
「振られる」という状況はプライドも心も深く傷つくものです。
どんなに優しい言葉で言われても、まったく傷つかないなんてことはないでしょう。
ですが、今回ご紹介した上手な別れ方を意識すれば、相手は「振られた」ではなく「一緒に別れを選んだ」と考えるようになります。
別れは悲しいものですが、恋愛をしていく上では避けられません。
是非、今回ご紹介したものを参考にしてみてください。