婚活コラム

自衛隊と結婚するメリット・デメリット

結婚相手としてはかなり人気の高い自衛隊。

国家公務員で収入も安定しているので、「結婚後は家庭に専念したい」「安定した暮らしがしたい」という方にはぴったりの相手ですよね。

しかし、実際に自衛隊と結婚するとなると良いことだけではありません。

そこで今回は、自衛隊と結婚するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

収入が安定している

自衛隊は国家公務員なので、安定した収入を得られるのは大きなメリットです。

若い頃は基本給はさほど高くありませんが、様々な手当が付くので結果的に同世代の他の職業よりも収入が高くなることが多いです。

学歴に関係なく努力次第で階級が上がり、収入も上がっていきます。

将官になると、年収1000万を超えることもあります。

ボーナスもしっかりもらえるので、老後や子どもの将来のために貯蓄することができます。

福利厚生

自衛隊には、様々な福利厚生があります。

防衛省はスポーツクラブや会員制リゾート施設など様々な施設と共済しており、自衛官とその家族は格安で利用することができます。

子どもが居るとレジャー代がかさんで悩む家庭も多いですが、夫が自衛官ならこういった施設をうまく利用することで節約することができますね。

また、自衛隊とその家族は自衛隊病院で無料で診察を受けられます。

「ちょっと体調が優れない」なんてときも、お金を気にせず気軽に病院に行けるのも嬉しいポイントです。

鍛えられていてたくましい

自衛官は、国民の安全を守るため厳しいトレーニングをしています。

そのため、筋肉がついたたくましい身体をしている男性がほとんど。

綺麗に割れた腹筋やたくましい背中、二の腕は女性にとってとても魅力的ですよね。

何かあったときにも守ってもらえるという安心感があります。

定年後の再就職がしやすい

自衛官は定年後に再就職しやすい職業です。

自衛官の定年は50代前半と、一般的なサラリーマンに比べると5~10年ほど早いです。

そのため、定年後に再就職できるよう手厚いサポートを受けることができます。

自衛隊には、定年退職する自衛官の再就職を支援する「就職援護室」という部署があります。

ここでは再就職先を斡旋したり、スムーズに再就職できるよう手助けしたりとサポートをしてくれます。

また、自衛隊は在職中に様々な資格を取得します。

特に運転免許は、普通自動車免許はもちろん大型、大型特殊なども取得するので、そういった資格を生かして再就職する人も多いです。

警備業界や建設業界、トラックの運転手など、自衛隊の経験や資格を生かした職業で活躍できます。

デメリット

心配が絶えない

自衛隊は国民の安全を守る立場なので、災害での救助活動や国家にトラブルが起きた時など万が一のときは出動しなければいけません。

危険と隣合わせの仕事なので、夫が出動したとなると心配が耐えません。

出動している間はなかなか連絡が取れないことも多いので、心配性の女性にとってはストレスが大きいでしょう。

大きな怪我をして後遺症が残ってしまったり、場合によっては命を落とす可能性もあります。

一家の大黒柱を失うかもしれないという覚悟をしておかなければいけません。

長期間連絡が取れない

自衛隊は、訓練中は携帯電話を使えないことが多いです。

また海外出張となると、電波の届かない場所に行くこともあるので長期間にわたり連絡が取れなくなります。

長いと半年くらい連絡が取れない、という状況になることも。

連絡が取れないことを責めず、気長に待てるような寛容さが必要です。

転勤が非常に多い

自衛隊は国家公務員なので、日本全国に配属される可能性があり、転勤がとても多いです。

頻度は階級により変わり、特に若い自衛官は短いスパンでの転勤となります。

早いと1年くらいで転勤となり、多い人だと定年までに10回以上もの転勤することも。

引っ越しの準備や子どもの転校の手続きなどを転勤の度に繰り返さなければいけないので、慣れない内はとても大変でしょう。

単身赴任にするのか、一家で引っ越すのか、ライフプランに合わせた選択が必要です。

家事や育児の負担が大きい

自衛隊は家を空ける期間も長いため、家事や育児は妻がほとんど一人でやらなければいけません。

特に初めての育児のときは夫に手助けしてもらいたいもの。

しかし家に居ないとなると手伝ってもらうことができないので、実家に里帰りしたり母親に手伝いにきてもらったりする人が多いです。

家事や育児を一人でこなしながらだと、仕事をするのは難しいので専業主婦として家庭に専念することになります。

仕事を続けたい!という人にとっては、大きなデメリットです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

転勤が多い、連絡が取れないなどのデメリットはありますが、考えようによっては様々な土地での暮らしを経験できたり、一人の時間を満喫できるというメリットとも捉えられます。

国家公務員で安定した暮らしができるのは大きなメリットなので、自衛官は結婚相手としてとてもおすすめ。

ぜひ自衛官との出会いを探すべく、婚活を始めてみてはいかがでしょうか?