婚活コラム

知らないと後悔する!?国際結婚の注意点まとめ

海外のドラマや映画などで見る、かっこいい外国人男性とのロマンチックなお付き合い

そんな外国人とのお付き合いに憧れる女性はとても多いですよね。

けれど、国際結婚となると楽しいことばかりではありません

日本人同士の結婚では経験することのないような大変なこともたくさんあります。

しかし好きになった人が外国人だったら、乗り越えなければいけないですよね。

そこで今回は、国際結婚の注意点をご紹介します。

結婚の手続きが複雑


日本人同士の結婚だと、婚姻届に氏名や住所、本籍地、保証人など必要事項を記入して、市役所に提出するだけで結婚が成り立ちます。

しかし、国際結婚となるとそう簡単にはいきません。

日本だけでなく相手の国での手続きも必要となるので、様々な書類を用意しなければいけません

国によって手続きの方法も違うので、マイナーな国だと情報が少なくて苦労することもあります。

事前に相手の国の大使館や領事館などに確認して、情報収集しましょう。

相手の国の母国語で書いた書類を用意しなければいけなかったり、結婚の許可がなかなか出ず手続きに時間がかかったりする場合もあるので、スムーズに手続きが終わらないことがほとんどです

結婚したい日や時期が決まっている人は、スケジュールに余裕をもって計画的に準備を進めましょう。

生活する上での価値観の違い


育ってきた環境は、その人の価値観に大きな影響を与えます

生まれ育った国が違えば価値観も違うのは当たり前ですよね。

例えば日本では室内で靴を脱ぎますが、海外では室内でも靴を履いたまま過ごすところが多いです。

一緒に生活していれば、日常生活の細かいところも見えてきます。

価値観はそう簡単に変えられるものではないので、相手の価値観が受け入れられなければ一緒に生活を続けていくのは難しいでしょう

どうしても受け入れられない部分は話し合うことでお互いの妥協できるポイントを見つけましょう。

そして「そんな価値観もあるんだな」と寛容な気持ちで受け入れることが大切です。

相手の家族とのコミュニケーション


結婚は、当人同士だけの問題ではありません

お互いの家族もまた、深く関わっていくことになります。

しかし当人同士はコミュニケーションを取れても、相手の家族とはその国の言語が話せなければ難しいですよね。

そのため、相手の国の言語も多少は勉強する必要があります

完璧でなくても、ある程度のコミュニケーションが取れるレベルまで勉強しておけば相手の家族と良好な関係を築くことができるはずです。

異国での仕事探しが大変


文化や言語の違う異国で仕事を見つけるのは、とても大変なことです。

日本で生活する場合は相手が、相手の国で生活する場合はあなたが仕事探しに苦労することになるでしょう

共働きで安定した収入を得たいと望んでいても、なかなか仕事が見つからず結果的にどちらか片方の収入に依存して生活しなければいけなくなる家庭も少なくありません。

また、海外では「専業主婦」という概念が日本に比べると弱いところが多いです

そのため、相手が「お互いに働いて安定した収入を得たい」と考えていた場合、仕事が見つからないことが原因で喧嘩になってしまうことも。

いきなり正規雇用になるのはハードルが高いので、まずはパートやアルバイトなどから始めて、経験を積んでから正社員を狙うという道もあります。

里帰りが難しい


両親が高齢になってくると心配事が増えますよね。

できるだけ両親のそばで暮らすか、頻繁に里帰りしたいという人も多いでしょう。

しかし国際結婚で海外に暮らした場合、里帰りはそう簡単にできることではありません

飛行機のチケットの手配、荷物のパッキング、長時間のフライトなど、国内での里帰りに比べるとやることもかかる時間も段違いです。

小さな子どもが居る場合は余計に大変ですよね。

また、家族の人数分の交通費ともなると費用もかさみます

いくら両親が心配でも、頻繁に里帰りするのは難しいでしょう。

子どもの国籍に注意


国際結婚だと、子どもの国籍にも注意が必要です。

国内で生まれた場合は、両親のうちどちらかが日本国民であれば子どもは日本国籍になります。

しかし国外で生まれた場合は、3ヶ月以内に「出生届」と「国籍留保」を役所に届け出なければいけません

期限内にこれをやっておかないと、日本国籍を失ってしまいます。

この場合は生まれた国の国籍が適用されることになります。

ここで注意しなければいけないのが「二重国籍」です。

国によっては、親の国籍に関わらずその国で生まれた子どもに無条件に国籍を与えるところもあります。

それに気づかず日本国籍で届け出を出した場合、2つの国の国籍を持つ二重国籍になってしまうのです。

二重国籍が確定している場合は、22歳までにどちらかの国籍を選択する必要があります

国際結婚の注意点まとめ

いかがだったでしょうか。

国際結婚は女子の憧れですが、大変なことも多いです。

良いところばかりを想像していると、現実とのギャップに落ち込んでしまうかも。

しかし新しい価値観を知って世界が広がったり、日本の男性には無い良さがあったり、国際結婚にはメリットもたくさんあります

大好きな人との結婚のためなら、大変なことも一緒に乗り越えられるはず。

国際結婚したい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。